AI伏せ字無料で試す

個人情報マスキングツールの選び方:無料・買い切り・月額の3タイプと、確かめる5つの点

ChatGPT や Copilot、Gemini に文章を貼る前に、名前や電話番号を伏せ字にする「マスキングツール」が増えてきました。
家電量販店で買えるソフトから、月額数万円の法人向けサービスまであり、どれを選べばいいのか分かりにくい のが正直なところです。

この記事では、マスキングツールを3つのタイプに分けて、向いている会社と、選ぶ前に確かめる5つの点をまとめます。
(価格は2026年10月時点で各社が公表している情報です。最新の価格は各社の公式ページで確かめてください)

3つのタイプ

無料のツール

いちばん手軽です。ブラウザで動くものは、インストールなしで今日から使えます。
オープンソースの Presidio は無料で強力ですが、プログラムを組める人向けで、日本語の名前や住所を拾うには追加の調整が要る とされています。

買い切りのソフト

パソコンに入れて、オフラインで動くものが多いです。PDFやテキストファイルを丸ごと読み込んで伏せられるのが強みです。
年に何度もは買い替えないので、経費としても扱いやすい価格帯です。

法人向けの月額サービス

AI(大規模言語モデル)で文脈を読んで伏せるなど、判定が細かく、管理者向けの機能もそろっています。
そのぶん費用は大きく、数人の事務所には過剰 になりがちです。

選ぶ前に確かめる5つの点

  1. 文章を外部のサーバーに送らないか:マスキングのために、伏せる前の文章を別の会社のサーバーへ送っては意味がありません。「オフラインで動く」「ブラウザの中だけで処理」と書いてあるかを見ます。
  2. AIの答えを、元の名前に戻せるか:[氏名1] のまま返ってきた答えを、手で直すのは手間です。元に戻す機能があるかで、毎日の作業量が大きく変わります。
  3. 日本語の名前・会社名・住所を拾えるか:「山田様」「担当:佐藤」「株式会社〇〇」「福岡市中央区…」のような日本語の書き方に対応しているか。海外製の無料ツールは英語前提のものが多いです。
  4. 伏せすぎないか:「お客様」「ご担当者様」まで伏せると、AIへの指示が読みにくくなります。試しに自分のメールを1通入れて確かめるのが早いです。
  5. 最後に目で確かめられる画面か:どの道具でも見落としはありえます。伏せた箇所に色が付くなど、送る前に一目で確かめられる かを見ます。

迷ったら:まず無料で試して、足りない所を有料で

どのタイプを選んでも、マイナンバー・口座番号・健康の情報は、伏せ字にしても貼らない のが安全です(理由は https://micoficial.github.io/ai-fuseji/articles/customer-info-chatgpt.html )。
どこを隠すかの一覧は https://micoficial.github.io/ai-fuseji/articles/masking-kasho.html 、手作業やWordの置換でのやり方は https://micoficial.github.io/ai-fuseji/articles/masking-howto.html にまとめています。

私たちが作った無料のツール

私たち(合同会社mico)は、上の5つの点を満たすことを目標に、無料の「AI伏せ字」を作りました。

顧客リストなどのCSVを伏せたいときは、列ごとに伏せる無料の「CSVの個人情報マスキング」もあります(同じ人は同じ番号に置き換えるので集計はそのまま、アップロードなし)。

PDFのファイルを丸ごと伏せる機能はありません。メールや議事録の文章をコピーして伏せる使い方です。

AIに貼る前に、個人情報を伏せ字に。
氏名・住所・電話・メール・会社名を、ブラウザの中だけで [氏名1] のように置き換える無料ツールです。

無料で試してみる

毎日使うなら、ブラウザに入れておくと右クリックで伏せられます(無料)→ Chrome拡張 / Edgeアドオン