伏せ字のままAIに頼める、事務仕事のプロンプト例7選(コピペで使える)
「名前や住所を伏せ字にしたら、AIがうまく文章を作れないのでは?」
実は、ほとんどの事務仕事は 伏せ字のままで問題なく頼めます。AIに必要なのは「誰か」ではなく「どういう状況か」だからです。
この記事では、[氏名1] や [住所1] のような伏せ字を入れたまま使える、事務仕事のプロンプト例をまとめました。
先に入れておくと上手くいく、ひとこと
どのプロンプトでも、最初にこの一文を足すと、AIが伏せ字をそのまま残してくれます。
「文中の [氏名1] や [会社1] のような角かっこの部分は伏せ字です。書き換えずに、そのまま使ってください。」
AIの答えを受け取ったら、伏せ字を元の名前に戻して使います。
1. お詫びメールの文面
「次のクレームに対する、丁寧なお詫びメールを作ってください。交換品は明日発送します。
(ここにクレームのメールを伏せ字にして貼る)」
2. 契約更新のお知らせ
「[会社1] の [氏名1] 様あてに、契約更新のお知らせメールを作ってください。更新後の月額は変わりません。返信期限は今月末です。」
3. 議事録の要約(Teams・Zoom の文字起こしから)
「次の会議の文字起こしから議事録を作ってください。①決まったこと ②担当者と期限 ③次回までの宿題 の3つに分けて、箇条書きで。話し手の [氏名1] などの伏せ字は書き換えずに使ってください。
(ここに文字起こしを伏せ字にして貼る)」
Teams や Zoom の文字起こしは、話し手の名前と時刻の行(例:「山田 太郎 0:01:12」)がずらりと並びます。出席者の名前、話に出てくる取引先の担当者・電話番号・金額まで、そのまま AI に渡りやすい文章です。
- 文字起こしを書き出す(Teams は会議チャットの「まとめ」からトランスクリプトをダウンロード、Zoom はクラウド記録の文字起こしから。使える機能はプランや会社の設定で変わります)
- 全部を伏せ字にする。話し手の行の名前も [氏名1] [氏名2] のように置き換わります
- 上のプロンプトと一緒に ChatGPT・Copilot・Gemini に貼る
- できた議事録の伏せ字を元の名前に戻して、社内に回す
同じ人には同じ伏せ字が付くので、「[氏名2] が来週金曜までに見積を出す」のように、担当者の割り振りもそのまま読めます。社外秘の会議(人事・M&A・未発表の製品など)は、伏せ字にしても AI に入れない、と社内で決めておくのが安全です(社外秘の資料を生成AIに入れていい?)。
4. 日程調整のメール
「[氏名1] 様に、打ち合わせの候補日を3つ出す日程調整のメールを作ってください。候補は来週の火・水・木の午後です。」
5. 社内向けのお知らせ
「年末年始の休業日を社員に知らせる、社内向けのお知らせ文を作ってください。対象は全社員、問い合わせ先は総務の [氏名1] です。」
6. 電話メモを整理する
「次の電話メモを、相手・用件・折り返しの要否・期限の形に整理してください。
(ここに電話メモを伏せ字にして貼る)」
7. 言い回しを柔らかくする
「次の文章を、取引先に失礼のない柔らかい言い回しに直してください。内容は変えないでください。
(ここに文章を伏せ字にして貼る)」
伏せ字にしても貼ってはいけないもの
伏せ字は「AIに渡す前の目隠し」です。それでも、次のものはそもそも貼らないのが安全です。
- マイナンバー、口座番号、カード番号の 一覧
- 健康・病歴など、特に配慮が必要な情報
- 会社のルールで社外に出してはいけないと決まっている資料
伏せ字への置き換えを自動にする
ここまでの伏せ字は、手作業でも作れます。でも、長い文章から名前や電話番号を一つずつ探すのは大変で、見落としも出ます。
私たち(合同会社mico)は、この置き換えと、AIの答えを元に戻す作業をブラウザの中だけで行う無料の道具「AI伏せ字」を作りました。文章は外部に送信しません。
体験ページ:こちら
※ 判定は機械的なルールなので、見落としがありえます。AIに送る前に、伏せ字の文章を目で確かめてください。